雪見の里

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします…といった新年のテンプレ挨拶はさておき、
今回の記事はオフレポもこちらにまとめています。
目新しい題材も無いですし、テキストでの短縮版にした方が無駄も無いと思い。

ひとまず年賀状。

蛇妖の六花ですが、その角は「羊型」という形に属します。
ＰＦではハンナベルも同じ形だったので隔世遺伝かもしれませんね。

【当日イベント①・売り上げ----】
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売り上げについては１～３巻までは右肩上がりで
３巻をピークにしてそこから長らく横ばいな状況が続いています。

今回もその例に漏れず、大体同じような数字が出ているのですが、
条件自体は過去の参加でも「最悪」の部類で、悪質な混雑も然る事ながら、
あの狭い島中の通路で真向かいのサークルに大規模な人だかりが生じまして、
それが最も本が売れる時間…１０～１２時半ぐらいまで解けませんでした。

こうなると向かい側の列はモロに煽りを食らい壊滅状態。
ウチも１０時台は普段の半分まで頒布数が落ちるといった感じに。
ただその大混雑を押しのけてまで来て下さる方もいて持ち直し、
結果的にはいつもと大して変わらない売り上げに落ち着きました。

今回は前回より明らかに上積みがあったので
結果オーライであったり、不利な条件を克服した程度では満足できません。
とは言え、本当に良いものならあの状況でレコードを叩き出す事も可能で、
常にこういう悪条件に巻き込まれる事を前提にして
自分がそれを飲み込むぐらいの力をつけるよう努力するのが健全でしょうね。

【当日イベント②・売り子と頒布のあれこれ----】
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今回、無名梨さんが直前にインフルエンザで売り子辞退。
その変わりに、当日の買出し要員だった全力投球さんに売り子も兼任して頂きました。

イベント参加も二桁に届きつつある中で
頒布のノウハウも確実に進歩し、スケブが無いという事を前提にすれば、
１人で１時間あたり２０部程度までは余裕残しで頒布する事が出来るようになりました。
ただ、これがピーク時間になって３０部とか４０部出るようになるといよいよ苦しい。

１時間＝６０分＝１人あたり１分３０秒か２分程度の頒布猶予があって、
全員が全員「新刊１部下さい」とだけ言って下さるのなら問題ないのですが、
当然ながら新刊を手にとって試読してから購入される方もいるわけです。
最長で１５～２０分、全巻読んで下さった方もいましたが、
そうなるといよいよ人だかりが出来始めます。もちろん良い意味ではありません。

こういう時に二人いると
片方は立ち読みされている方の動向を注視しつつ
もう片方が「比較的すぐ購入したい」という方への頒布が出来るようになります。
ピーク時のイレギュラーへの対応力が劇的に向上するわけですね。

今回は全力さんの買出し時間もあって
そのピーク時に１人で対応する事になって上記は機能しませんでしたが
売り子の存在は単に話相手＆心強さにだけ影響するものではありません。
例えば３時間で６００部頒布するようなサークルを１人で切り盛りするつもりなら、
スケブは諦めてずっと立ちっ放し、立ち読みは原則禁止という制限をつけなければ
収拾がつかなくなる危険を孕んでいると考えられます。
もっともこれだけ売れるサークルなら売り子には困らなさそうですが。

【当日イベント③・差し入れ----】
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色々頂きましたね…スタンダードな新刊・名刺・ポスカから食料品。
何より逢坂さんから頂いた「万かつサンド」は特に嬉しかった。
アレは冷めてると大して美味くないんですが
レンジでチンして七味と山椒をかけると本領を発揮します。

【当日イベント④・感心した事----】
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今回知人に購入頂いた時にご自身の絵と名前が入った札を提示して頂いた事。
コミケだと名乗っていただいた際に周囲がうるさかったり、滑舌が悪かったりして
聞き取れないケースって多いんですよ。意外かもしれませんが。
過去には十回近く聞き返したなんて失礼な出来事もあったぐらいです。

なので最初からこういうお気遣いをして頂けるのは嬉しいですし何より効果絶大。
何しろ毎回お名前を聞き返していた方だったので…(オチ)

【他レポート①・初めての神田】
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普段は新橋を拠点に会場に向かっているのですが今回は神田を拠点に。
神田駅周辺は飲食店が充実していて客引きも新橋ほどではなく過ごしやすいですね。
バーガーキングなんかは愛知県には１店舗しかないので
東京に来た際には必ず１回は行くようにしています。もちろんオールヘビー固定で。

ホテルはカプセルではなく普通のビジネスホテル。
利便性と自由度を考えると１泊５～６０００円までなら有りでしょうね。
これが８０００円以上になってしまうとカプセルに妥協するかもしれませんが。

あとは路地が線路に対して水平ではなく方向感覚が狂いやすい点。
駅から真西に進むはずが北西に進んで秋葉原の万世橋に出た時には乾いた笑いが。
思ったより距離も無いので、肉の万世で万かつサンドを歩いて買いに行けるという事が
分かったのは収穫でしたが。

【他レポート②・とある元ギルマスさんとのサシ飲み----】
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二日目の夜に某ギルマスと飲んできました。食ってきたと言ったほうが正しいか。
この手の創作者同士の食事会って馴れ合いっぽくてあまり好きではないのですが、
普段は滅多に発信する事の無い本音が飛び交う空間というのは刺激的です。
どんな人間も１００％綺麗ではないどころか
大体の人間には綺麗な部分も汚い部分も半々ぐらいあるって事なんでしょうかね。

サシで４時間喋り続けて止まらないぐらいなので
これに何人か加えたら収拾つかなくなるんじゃないか…という危惧もしていますが。
今回を機に自分が「人間の肉の味を覚えた熊」になったのは間違いないです。
次回はより実りのある会合を。もっと人を集めて深淵を覗いてみたいですね。

あとＰＦに関わっていながら次回への抱負の語り合いにならなかったのも高ポイント。
談合しているみたいで、ああいうのは嫌いなんですよね。

【他レポート③・帰路は最上級グレードのバス----】
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いつも使ってるバス会社で予約した際に
最上級グレードのバスが先着順で割引という企画を行っていてほぼ１番乗りで予約を成立。
晴れてこの憧れのバスに乗れるという事で心を躍らせていたわけですが…
結果としては「普通」でしたね。確かに２列独立シートなのは大変結構なのですが。

問題なのは座面の幅。
女性なら良いのですが、図体のデカい男には圧迫感があります。
リクライニングはほぼ仰向けになれるぐらい倒す事が出来るのですが
ほぼ寝るための機能といった具合で、例えばノートＰＣで何かやろうとした時に
それを置くための場所が手元からかなり離れていました。

予約一番乗りでこの値段だからこそ適正な印象で、
通常価格だとしたら満足度はかなり据え置くことになったんじゃないかなと。
これより１つ下のグレード…三列独立シートのバス辺りが内容値段共に妥当でしょう。

【他レポート④・総括----】
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月見食堂記は今年が最終回。
2014年中に待宵周りのバトルパートを(強引に)決着をつける事が出来、
いよいよタイトルらしい内容の作品に戻る事が出来ます。

当落に関してはあと２回。
初参加からの連続当選が最終回まで都合良く続くのかという疑問もありますし
今年はコミティアも視野に入れて動きます。絶対に落ちたくない最後の冬だけですけどね。

同人誌を作ったり売る事に関する知識やノウハウは成熟していますし、
あとは同じ評価帯の作家と比べて数段落ちる画力をどう克服するかでしょうね。
知り合いの商業作家曰く、４頭身辺りに特化したほうが結果がついてきそうという事なので、
今年はあまり作風に幅を持たせず、一本調子でも構わないので絵を上手くできればなと。

次の作品は最初からある程度のクオリティからスタートさせたいと考えていて、
月見食堂記はそういう意味で時に大ゴケしたりする試行錯誤の塊のような作品でした。
そうした作品に長い事付き合って下さって
イベントでも「この作品は毎回読み応えがあって良い」という好事家からのご意見など
割とゲームの攻略本が好きな人に支持されてるっぽい作品となっておりますが、
購入動機はどうあれ、最後まで描き切ってあげる事が作者の使命。

完結の瞬間には是非立ち会っていただければと思います。

今年は画力の克服を念頭に置いた活動をするので
前年に引き続き不定期更新となりますが、活動内容自体は大して変わりません。
本年も気合入れて行きますので宜しくお願い致します。
　

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