雪見の里

イラストを６作品頂きました。
新作発表の去年の冬コミから早３か月。
反響があるのかどうかビクビクしていましたが杞憂でしたね…
本を手に取っていただいた皆様、本当にありがとうございました。

しかし、この辺が良くも悪くもベテランに片足を突っ込んでいる感じがします。
購買層の年齢層が上がってきたのも
知人曰く「固定層が多い」そうで…そういう解釈の仕方もあるのかなーと。
個人的には作風が三十路前後に需要がある感じに変わっているのではという説がですね…。

最近は色々な事柄に対する執着が(良くも悪くも)薄れ、
創作面では集中出来る一方で、クオリティアップの際にコスパを考えて断念したり、
どうにもこうにも一長一短な感じです。
三十路以降の作家が消えていくのは、単に冠婚葬祭や体力気力の問題ではなく、
少しでも「創作以外の事の優先順位が上がるとそれだけで終わる」という
若い頃に両立出来た事が出来なくなる活力の低下が一因なのではないかと。
あれもこれもと齧れなくなってくるんですよねぇ。

さすがにゲームをするだけのおじさんに成り下がって
昔は絵を描いていた系の人達と無駄な時間を過ごす気は更々ないので、
ネット上に自分という存在を置いている間は少しサボりながらも絵は描いています。
それすらしなくなったら、恐らく一瞬でアウトドア派に転身するんじゃないかなぁ。
それだけ自身のネット人脈の大半が創作絡みだからなんだろうけど。

ま、長話も程々に最近のイラストを。

あけましておめでとうございました(過去形)。
クオリティ面で納得いかんかったのでPixivには投稿していないんですよね…
酉年という事で、強引に校長をコスプレさせた所は気に入っています。

毎年年末になると１年の絵がどれだけ上手くなったのか
１か月ごとのイラストをまとめて掲載して確認するという企画があるのですが、
最近はこれといった目標もないので
年末までに絵を上手くしてみようと思って挑戦してみる事に。その１枚目。
何の変哲もない立ち絵なんですが
バストアップ辺りまでは現在の極限とも言える画力で描いています。
ただ、刀…持つ場所がそこなのはアカンでしょ。

１年で絵を上手くするチャレンジ２枚目。
折角なので入口ページの頭でっかち待宵(下図参照)を入れ替えてやろうかなと…
あと対称形の正面画は、ちょっと捻った動きのある構図より遥かに崩れやすいです。
初心者が最初に通る道(棒立ち人間)ながら、きちんと描こうとすると意外と難しい。

そういう目的なのか、線画をかなり丁寧に描いた割には
何かこう…もう１つ足りないというか、きちんと勉強して描いてない感が。
いや、今までの絵と比較すれば十分見られるレベルなんですが、
絵を上手くすると意気込んでおいて、この出来はちょっと甘いんじゃないかなぁ。
あーでもバスケット周りの小物は資料用意して描いたなぁ。

と、そんなわけで今年は絵を上手くします。
流行りは取り入れない方向で、今の三十路後半の商業作家っぽい所を目安に。
さっきのチャレンジ内容ですが
最終的に１枚目より明らかに上手くなっていれば合格って感じです。
正直夏コミ前には決着つけたいですが…やはり年末までもつれ込むんだろうなぁ。
　
　

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