雪見の里

学生時代以来、数年ぶりの資格試験に挑んできました。
合格率が２～３割にも関わらず、ほぼ無対策で３日前から悠然と追い込む姿勢はいかがなものか。
まだ先は長いのに、こういう入り口の試験で基礎を固めない事をしているとツケが回るでしょう。

実際は繁忙期＆原稿を優先せざるを得ない状況だった事に他ならないわけですが、
昔取った杵柄なのか「勉強で済む試験」には滅法強いようで…創作活動が泥臭い成長記録だからなのか、
じっくりコツコツやって結果を出さないとカタルシスを得られないという所があります。
創作活動にせよ好きだけど中々芽が出ない、じっくり育てて行きたい思いがあって続いているわけです。

ただ、それも徐々に…商業活動については最近投稿した作品が通りました。
作画が外れてしまってどうなるかと思いましたし、原作ではない所で拾って貰えたのは驚きだったというか。
新しい担当さんが拙作を知っていたからという縁があったわけですが、
それ故に長い目で見てくれるという話でした。さすがに僕のはワンポイントリリーフにしても能力そのものが。

出版社が苦境のご時世、こんな酔狂な事をするのは在りし日のガロぐらいかと思いましたが、
若い即戦力が増えてきている昨今、出版社や特に「編集部」単位での思惑が見え隠れする気がします。
こういう地に足つけた、仕事を捨てられない社会人って失敗した時のリスクが少ないですし、
恐らくは「画力も話もそれなり＋安定感のある中継ぎ」としての育成を見込んでいるのかもしれません。
単行本を出せれば創作活動の目標は完遂できるので、先方の事情を細かく考える必要は無いでしょう。

前回、進捗を逐一報告して結局掲載に至らなかった経緯があるため、
今回は連載して単行本化に目途がつくまで報告はしません。早くて三十路前半…まで見てくれるかどうか。

担当がついて後が茨の道なのは前回証明した通り。
今回は誰に頼る事もなく自分の力でやらねばなりません。
前回のように週１でネームを上げる必要が無い分「コレ」と言った作品を提出できる可能性は高く、
その反復の中で仕事や月見食堂記も充実させていければと思います。今度こそは必ず成し遂げます。

ところで、いよいよ来週シムシティの新作が解禁。
コレのために空きを作っていましたが…創作活動全般のノルマを考えると５０時間ぐらいが関の山かと。
間隔空けて腕が鈍るのは(年が年だけに)避けたいですからねぇ。

ここ二回連続してコケ気味で、無難な所を突こうと「ひと叩き」で出した作品が爆発。
紛う事なき「凡作」なんですけど…こういう事があると本番を意識していた次回作の出来に影響が。
こういう事があると次は謎の凡走をするのがお約束。
上を狙おうとする欲を抑えて「カンフル剤」を投入するのが正解でしょう。

何かあった時の代用としてストックしておいた次期４コマのデザイン案。
デフォルメは意識しないで描くと大抵くーげるさんに近づくので誤魔化される人がたまにいます。
ただ、氏との差は純粋な「手数」「構図力」「引き出し」「かわいさの安定感」で、
これらの要素が無いと、デフォルメ絵師としてメインを張るには非常に厳しいと思います。

後厄を経て迸る運気。
宝くじでも買ったら当たりそうです(´∵｀)←幸薄そうな顔

過去ログ	2000	01　02　04　05　08　09　10　11　12
	2001	01　02　03　04　05　06　07　08　09　10　11　12
	2002	01　02　03　04　05　06　07　08　09
	2003	01　02　03　04
	2004	01　02　03　04　05　06　12
	2005	01　02　03　04　12
	2006	01　12
	2007	01
	2008	01
	2009	01
	2010	01　02　03　06　07　08　09　10　11　12
	2011	01　02　03　04　05　06　07　08　09　10　11　12
	2012	01　02　03　04　05　06　07　08　09　10　11　12
	2013	01　02　03　04　05　06　07　08　09　10　11　12
	2014	01　03　04　05　06　07　09　10　11　12
	2015	01　04　05　06　07　08　09　12
	2016	01　02　03　07　12
	2017	03　05　08　12
	2018	01　08　12
	2019	01　08　12
	2021	01
	2022	02　08　12
	2023	01　08　12
	2024	01　08