「桃色稲荷の甘招き」 作:辛味噌 境内の裏手…人通りの少ない場所にあるものの、日々の清掃に余念のない務め人達の手によって 清潔を保たれている男子手洗いに、未だ困惑から抜け出せない青年を引っ張り込み、洋式便座に座らせる稲荷神。 後ろ手に、カチャンっとドアの鍵を閉め、紅い瞳は愉しそうに細まり…目の前の『エモノ』を再物色しているのだ。 「あ、あの、玉造さま?玉造さまは確かにムチャクチャ可愛いと思いますが、 さすがに神狐様にコレはマズいんでは…」 「ふふー、そないに敬虔ぶった事言わんでもええわええわ年頃の雄やもんなぁ… アンタもこういうン…期待しとったんちゃうか?…ほーれ…」 「…!?!」 くいっ……しゅる… によによと淫らな微笑を浮かべながら自ら草色袴をたくし上げ、和装に似つかわしくないコットンショーツを露わにする玉造。 手を伸ばせば届いてしまう場所にある、飾り気のない下着のクロッチは、しっとりと変色しており。 「あっ…玉造さまのパンツ…ぬ、濡れて……ッ」 「くふふ…アンタの助平臭に中てられてもぉたわ…あないに人が居る場所でおっ勃たせよってからにぃ…」 ッッッビン ッミチッミチッ…… …目の前で繰り広げられる淫景、それに、淫らも淫らな狐少女の言い回しに、 青年の怒張が隠しきれない猛りを帯びてしまう。 「ほぉれぇ…よぉーく…見て、ええんやでぇ…」 時々…そう、本当に時々だ。 こうやって鬱屈した性癖を抱え、空狐と成るも間近の神狐である玉造を性的な目で見る不逞の輩に、 たっぷりと『仕置き』してしまうことが、玉造の秘めやかな愉しみとなっていた。 混沌を求める性質に惹かれる玉造は、目の前の雄々しい魔羅に…『玉造をメス扱いしたい』という、 明確すぎる雄の混沌を宿したチンポに惹かれ、その願いを叶えてしまうのだ。 股間に視線が釘付けの、ズボンに立派なテントを張った青年の前で、玉造は不埒な笑顔を向けながら、ゆぅっくりと…… うっすらと桜色秘毛が透けたムチマンショーツを押し出すように、見せつけ蹲踞する。 白の布地越しに、くっちゅりと濡れそぼったサーモンピンクの割れ目を見せつけ、 神狐である自身にとっては赤子に等しい青年の劣情を、煽りに煽って愉しんでいるのだ。 「こ、こんなの見せられたら…玉造さまの、せい、ですよね……!」 「ふふぅん必死に抑えとったテント、ビンビンに張ってもーたなぁ ええよええよ…こんな暴れん棒、ほっとけんわぁ…ウチに任しときぃ…」 ち、ィー………ッッッぶるんっっっ 「あん皮かむりさんやけど…ご立派やないのー」 器用に口だけでファスナーを開き、下着からこぼれ出した、淫臭まみれの仮性包茎チンポを前に、 舌舐めずりし、カウパー先端に挨拶キスする稲荷。 その軽い挨拶だけで、猛った肉茎はびぐっっと跳ねて、先走りをとぽぽっと溢れさせる。 「んふー…元気いっぱいやぁまずはぁ、挨拶代わりに……シコシコしたる…」 白魚のような手をニギニギとさせ、両手に余る肉竿に手を宛がう。 (ぉ、ぉお……ぁっ、て、手で握られただけで…スベスベで、やべっ…それに、さっきからいい匂いが…!) 「コラコラ…おててン中で暴れるんやないでぇウチの、言う事聞かんと…なぁ…」 ッぬちゅっ…ぬちゅっ…くぢぅっ…くちゅっ……ぬちゅっちゅくっ 「ぉひっっっ!?!たまつく、りさ…まっ…」 ふわっと長い三角錐状の獣耳を揺らし、見せつけ蹲踞のまま、 よりいっそう欲望を高まらせる魔羅肉を擦りたてる玉造。 雄の性感を的確に刺激する淫戯が、ずぶり、ずぶりと、青年の理性の先端を、 底なし沼の淵に浸らせていく。 「ふふー…もっともっと、ウチが元気にしたるからなぁ ほれほれ…いいこいいこ、怖くないでぇ… おとなしゅうしとれば、もぉっと気持ちよぉ……ほぁっっ??」 しこっしこっシコッぬぢッッ……ッぐりぢゅっっ 「ぁ”ォ”!?!」 ッ…みき…みきみちっっっ……びんっっっ ぬっちゃりと滴るカウパーのせいで、狐のてのひらは包茎を一気にズル抜けさせてしまい…… 普通ならば激痛によって萎えてしまってもおかしくないペニスだが、 萎えるどころか、一層の硬さと、エグい角度をお狐に誇示してしまう。 「あっあかんあかんッちょい手が滑ってしもぉた……けど……ははーん…… …アンタ、ちょい強いくらいの方が好きなんやなぁ…ほな……いぢめたるっ……」 ッッぐりっぐぢゅごっぢゅごっぢゅぢゅっっ 「ぉ”ひっぃ”!?!たま…しゃ……はげ……ひぃい!?!!」 垂れ流されるマゾカウパーをシゴキ汁に、嗜虐性癖看破され、 ハード手コキで仰け反り、トイレで悲鳴めいた喘ぎを上げるオスへ、 ゾクゾクッッと背筋を甘く震わせる玉造。 白魚の指は仮性包茎ペニスを無理矢理にズル剥けさせ、指にこそげ落ちるほどの、チンカスまみれの亀頭の臭気を たっぷりと吸い込んでしまい……飾り気のないコットンショーツから、ぴゅぴゅっっと欲情汁をこぼれ落としてしまう神狐。 「こうやってなァ、皮かむりを、ムキムキして……ていやぁっっっ」 ッッむぢィっっっ 「ッぉ”ひ”ぃ!?!!」 ッッぴゅるっっ……ッねぢ、ゃァ…………ぶくっ…ぶぐぐくっっ…… あまりに溜め込みすぎたために、ロクに飛ばず、ブクブクと泡立ち溢れる、竿伝いの圧縮極濃ザーメンへ、ピッチリと 紅い舌を粘着させ、れろれろれろれろっっと舐めシゴく玉造。 (ん、ぁ…こぼすなんて勿体無いこと、できるかいなっ…) 「んくっんくっんくっっ…… あ、はぁ……濃ゅぅい…一番搾り、ごちそーさんっ… …ほな、おかわりの準備や…」 っっしこっしこっぢゅごっぢゅこぷっっ 「あ、っっひっぉひっっっ!?!しゃ、せ…したばかりで、はげし、ぉ、ぉぉ”ッ」 「みっともない声あげて、かわええ子やわぁ けどなァ、包茎チンポ…剥いたっただけで、ピュッピュしてもぉたらあかんよぉ? そないなことじゃなぁ……メスに、愛想尽かされてまうで…」 緩急をつけて玉袋を揉みたくり、甘く上目遣いで囁き、包茎竿肉を剥き扱くお狐。 毛並み豊かな尻尾を、ゆぅらり、ゆらり。嬉しそうに吐息を零しながら、 先走り固形ザーメンピュッピュアクメしてしまったマゾオスチンポの皮を、引きずり下ろしていく。 苛烈な手淫で、時折ブチブチッッ…っと竿陰毛が引き抜かれる音も聞こえる、が、 今の『雄畜』と化したマゾ男には、それすらもご褒美であり… 「ぁ”っ…ぁ”っ…ぉ、ほっっ……」 「なんやぁ…恥垢だらけやん…こないな魔羅はァ…キレイキレイ、せな、あかんなァ…」 ぢゅり……れろ、れる、れる、れろ、ぴちゃぁ…ぴちゃ、ねちゃ、ねちゃ… 包茎を剥き終えた竿を、まじまじと視姦した後に、爪先で恥垢を削り、舌先で味見をする玉造。 その舌使いは、大好物をじっくり味わうように丹念で、緩慢で… 求めれば引き、我慢すれば押してくる、じわじわと押し包むように…執拗かつ、周到だった。 (ひ、ひぃ…ひっ……玉造さまの舌、エロッ…こんなん、見せられるだけでも、ヤバいのに… は、激しくしゃぶられりゃ…ま、また…す、すぐ…射精(で)ちまうよ……!!!) 狐神の垢舐め痴態だけで、最大勃起キメ続ける不埒チンポ。 先端からは濃ゆいカウパーがネトぉっと垂れ落ちそうになり、それを玉造が逃すまい、と舌で受け止め… 清潔だが薄暗い、公衆トイレの個室。 カウパーにぬめった舌先を魅せつけるピンク稲荷の微笑が、 期待に微痙攣する恥垢亀頭へ、近づいて…… ――ほぉーれぇ… 「…れろっれるっ、ちゅるっれぢゅっれろっれろぉォ……」 「ン”ッ!?ひ、ィっ!?たま、つくり、さっ、ま、って、ン”ぉ”ぉっ!?!!」 「らぁーめ待たへ んっんぅっん、れっろっんっっ れろっっんちゅっちゅっりゅっれろっっあ、むっちゅっんちゅぅっ」 (ぁ”〜……こんなん、タップリ恥垢もザーメンも溜め込みよって〜… ウチのこと、ガッツンガッツンにブチ犯す気ィだったんが見え見えやっこの不埒チンポっっえいっえいっ) ズル剥けた恥垢ペニスを前に、両手でぢゅごぢゅこぢゅこっっっとシゴキ立て続け、 柔らかいヤスリをかけるように舌を用いて、不埒チンポに口淫でオシオキする玉造。 青年の股ぐらに桃色頭を滑り込ませ、小さな舌先を、れろぉ…っと差し出し広げ、ねっとりと亀頭嬲りを決めて。 コッテリとこびりついた恥垢を、丁寧に…ネチっこい舌戯で削ぎ落としながら、 激しすぎる剥き手淫で肉竿をシゴき立てる稲荷神に、 被虐性癖の青年は既にカウパーをダダ漏れさせて、腰をビクつかせ情けない声を上げる。 「れ、ぇろォれぷっれぷっれぢゅれぇ…りゅっっっ」 「ぃ、ひ”ぃ”ぃ”っっぁっぁっぁっ待っでったま、つ、 さ ッそんなっし、た、りゃっで……出…ぅぐぅうううっぉ”っほっ」 びゅっっっびゅびぢっっッびゅ、ば、びぢぢっっ……びゅ、ごぼっっ…… 「んぎゅっんぎゅっんぎゅっんきゅ、こきゅっ…こきゅ、ん…ンゥ……んふ…ぅう……」 (ん、ふー………〜〜〜…こゅぅい…このにいちゃんは、当たりやなァ…二発目でも、ぜぇんぜん薄くならへん…… けど、ちょいと、一気にヤりすぎてもぉたかなぁ〜…… ぁ〜……甘露甘露………こゅぅすぎて……ウチも、頭バカになってまうやぁん……) 二発目の射精でも、まったく濃度を落とさず濁流射精をブチまける良質な雄に、 上目遣いで『もっとやもっとやっ』と言わんばかりに煽り、 玉袋マッサージや茎根シゴキも加えて搾り取る。 ッぢゅろっッッッぺちゃっぴちゃっにちゅっ……ッッッぢゅにっぢゅにっぢゅにっっっっ ッずチュッッッ 「ッぉ”ッほっぁっひっっっ!?!」 不意打ち気味に、尿道へと差し込まれたフェイシングめいた淡桃の舌先…玉袋を痙攣させ、 即登り詰めの三度目絶頂寸前でオアズケストップ…射精タイミングを管理されることすら、 マゾ性癖を開拓される青年には、歪んだ愉悦であり… 「ふふーん…んちゅっんちゅっえぇ声やぁ…助平で濃ゆい淫臭させおってからにぃ… 発情チンポから魔羅汁とろぉりさせよって、ウチのおクチ、妊娠させるつもりかいなッ そないにデカ魔羅ビクビクさせとるんならァ…射精したいんかーしたいんやろ? したい、ってぇ、素直に言えるんやったらァ……もっかいなァピュッピュしてまうとええわぁ ほれっほれっん れ、ぇろぉー…」 こくっこくこくっ!こくこくこくっかく、かくかく、へこっへこっっ 無様に腰ヘコし、稲荷奉仕での温情をねだる青年へ、満足そうにニッコリ微笑み、ぷにぷにの掌で竿を嬲り立て、 揺れ跳ねる亀頭に、ネチャネチャと舌をあてがいシゴく桃色狐。 便座から腰を浮かせ、ガクガクと痙攣めいて腰を振る青年チンポへ、 トドメとばかりに――――― 「んぶっっんちゅっんぢゅっっんむ”ゅっんぐちゅっっっ」 ッッッぢゅごっっぢゅこっっッッねぢっッッちゅっちゅりゅっっ ッッちゅ、ちゅ、ちゅぅううううううっっっはみゅッぢゅるっ……ッッッぢゅううううううううっっっ 「ン”ッッッッォ”っぁ”、ぉ”ぉ”ぉーーーーーっっっ!?!!!」 細い舌先を槍めいて尿道に突き入れ、不埒チンポを逆レイプフェラすれば……… ………〜〜〜〜ッッッぶぴゅっっびゅぶぶっぴゅぼっびゅっびゅっっ びゅ、びゅびーーーーっっびゅぼ……びゅ…びゅーーーーーーっっっっ……… ――――――ぶしゃっっぶしゃっッぶぶしゃっっぶばヂュッッッ (あ……ひ”っっ死ヌッッッしぬ……搾られ…こ、ころさ…れ…… ……し、しんでも…いいやァ……た、まつくりさまの……クチ……さ、さいこ……ぉぉ…ォ”ッ………) 「んぐっっっっ………ぢゅっ…ちゅちゅっ……ごきゅっごきゅっごきゅ……んぷっっっぁっっ はー…こン、アホ魔羅ァ……出しても出しても、ぜんっぜん止まらへんわァ……飲みきれんで…… ……ぶっかけられて、しもぉたやないのぉ……」 二度の射精で、濃縮精液の底を尽きかけていたところを、舌先でほじくり返すように刺激され、 仰け反り白目を剥きかけながら狐神にむしゃぶられ搾られる雄。 既に下着の役目を果たしていないショーツから、ねっとりした神蜜をポタつかせ、桃狐はチンポミルクを飲み下す…… 性欲を、我慢に我慢を重ねて不埒な思いで参拝した青年にオシオキ射精させるかみさま。 人によっては不能になりかねないほどの、あまりにオーバードーズさせられた脳内快楽物質によって発射された… 残り汁というには余りに強烈すぎるモノ。 雄の潮吹きとでも言うべき雄汁が、桃神狐にブチ撒けられてしまい…… 「たはぁ…それに、こないに、お毛毛抜けよって、ウチの顔にひっつけよってからにぃ… ばっちぃなぁ…もぉ、ウチが温和なお稲荷さんやなかったらァ…百遍地獄に落とされてまう、罰当たりやでぇ、コレ… ……かなわんわァ…不埒なスケベ魔羅にィ…ウチ、マーキングされて、もォた……」 ぬチゃ、ァ………くちゃ……ね、ち…ィイ…… 愛らしい顔立ちにブチ撒けられた雄潮を、愉しそうに指で引き伸ばす玉造。 永く在った妖の生の中でも味わったことのない、とびっきりの『珍味』を指先で掬い…… ちゅ……ぷぁ、あ……ッれろっれろっれるっ……ちゅ、ちゅ、ちゅ……… ( んん…ンゥッ…変な味やぁ……けど…悪ぅない…精液とは、また違った滋味やでぇ…) ッッッッぐちゅっぐちゅっぷちゅっぶちゅっっっっ……… 三度の飲精ですっかり火照ってしまった肉壺を、ショーツを脱ぎ落とすのももどかしいとばかりに、 脇から細指を突き入れて、めいっぱい掻き乱すおきつねさま。 程好い肉付きの腰を、クイクイと突き出し、目の前のマゾ雄めがけて見せる『ご褒美』に、 先刻までビクビクと白目を剥いて仰け反っていた青年は、虚ろに――それでいてギラギラとぬらつく目玉で―― 助平稲荷の痴態に魅了されてしまう。 「こないな罰当たりなぁ…カードのポイントが、数千ポイント貯まりおっても、返済できへんでェ… せやからなぁ、アンタ…」 粘度の高い雄潮をその可愛らしい顔立ちに塗り拡げ。 何本も何本もハード射精で抜け落ちた、縮れた男毛を顔に貼り付けながらも、 濃縮濃密な『とびっきりの混沌』をブチ撒けられ、上機嫌極まりない様で、二尾を揺らす桃色稲荷。 「……もーいっぺん…しよ……なー、ええやろー……」 貪欲に、混沌を味わい尽くす心に、歯止めはかかる事はなく。 ヒトを誑かし、惑わし、心蕩かす、淫神の微笑みで、見上げ誘うのだった。 終 目次へ戻る |