「我慢できなかった黒兎」 作:辛味噌 「こ、これっ!何をするか陽司っ!離さぬかっっ!?」 ちたぱたと、ぎゅっと抱きしめてきた陽司の腕から逃れようと暴れる月見。 月の綺麗な夜の事。 日頃より一際激しい情事の声色と、空に泳ぐ満月を肴に、縁側で月見酒と洒落こんでいた時に、 不意に陽司に抱きしめられた。 酒に酔っていたのもあるが、ここまで気付かれずに陽司の接近を許すのは、 今までの月見の兎生の中でも最大級の不覚だった。 「うっっ……よ…陽司、おぬし、あれだけしておいて……」 ぐいっ ぐいっっ 「まだ…こ、こんなに硬くなっておるのか…ケダモノめ…ッ」 そのあまりの絶倫振りに、呆れかけたジト目を向ける。 「その、なんだ……観緒は一生懸命してくれるんだけど、ちょっと足りなくてさ… いいだろ?月見。お前だって――――」 ちゅくっっっ 「きゅぅうっっ…ば、バカ者ッッあんな声を毎夜毎夜聞かされれば、誰だって……〜〜」 着物の下、はいてない蜜壺の粘膜入り口を、透明と白濁の粘液まみれの巨肉でつつかれ、 兎妖が喘ぐ。 毎夜陽司達の淫声をこれみよがしに聞かされ、自身の指や 通販で購入した巨大バイブで慰めても物足りなかったところに、 淫臭のプンプンと漂う本物チンポを差し出されて、心が緩む。 「わ、儂が気を使ってやっているというのに、陽司、キサマというヤツは……んんっっ」 ぷちゅ……れろ……ぬちゃ……ぷちぅっっ…れろぉおお…… 月見の薄い胸を摘みながら、陽司は小さな肢体を自身の身体の下へと抱え込む。 四肢がくてんっと弛緩し、抵抗するどころか自ら舌先を陽司のソレと クチュクチュ交差させ始めた月見の赤眼は甘え蕩け、 兎耳をしなだれさせて、その細い腕を雄の背中に回す。 「ふぁぷ……んちゅ…れりゅぉおお…この、助平め…」 ギンギンに肉棒を張り詰めさせた雄の腰を、白足袋のみを履いた 美脚でぐぃっと引き寄せ ぷちゅぷっ…… 「―――――中途半端なまぐわいをしおったら、承知せんぞ…」 朱の潤み目で見上げ、完全OKのサインを出す。 「じゃあ…遠慮無く…い、くぞッッッ!!!!」 ちぷぷぷっっ〜〜〜〜―――ッッッッずぼォッッッ ズンッッッ 「っっんほォォォォォォッッッあっっぃっっひ、ッひしゃしぶりっっのっっ よぉじちんぽぉおおおおおおッッッ」 縁側に押し倒されてのまんぐり返しで、月見の牝としての本能は嫌というほど刺激され、 久方振りの本物チンポの激しい子宮姦に、観緒や近所に聞こえてしまうかもしれない甘え声を上げて、 四肢を陽司にぎゅううううっと絡みつける。 「やっぱり、締まり具合はっ月見の方が、いいなっっ」 膝裏をがっちりと抑えつけ、まるで月妖の肉壺をオナホールのように好き勝手 ほじくり突きながら、笑顔で陽司が言い放つ。 「観緒だと一生懸命だし、尽くしてくれるんだけど…」 ずぶンッッッこちゅっぐちゅっっっ 「ンひィィィィィィッッッ」 「――こういう風に、チンポ絞めつけてくれないんだよなっっ」 「か、かって、にゃっっこと、ほぉおっっいい、おってッッ わし、がっっどんなきもちでっじぶんをなぐさめて、おったかっっ バカらしく、んヒッィッッなるではないかぁっっ」 愛蜜溜まりの中、ヒクッヒクッと快楽痙攣を起こす月見は、 全く迫力のない蕩け目で睨めつけながら、陽司に文句を放つ。 すっかり陽司の味を覚えた子宮は、一ヶ月以上久しく 迎え入れてなかった本物チンポを涙を流し受け入れ、 文句を言いながらも月見の腕は陽司のうなじに回されて、 ぴちゃぴちゃと舌先接吻を交わす。 ッッぬぶっっぶちょっっぐちゃぷっっ 「ん、ぢゅっっ。やっぱり寂しがってたのか、言ってくれれば、してやったのに」 「ばかものォ……伴侶が居る身に、そう軽々と、求められるかぁ…ッ」 「でも、やっちゃったよな。月見 っと、一回目、出すぞ…!」 「えっ、よ、よぉじっっ!?!いきなり、 ぉ、んぉおおォォッッ!?!チンポ、膨れ上がって…〜〜〜」 ッッどプッッドブプッッびちっっびちちちっっぬぶボ………ゴボボボボッッッ 「はォォォォォ……ぁヒ……ん、ひィっっ…おにゃ、か…いっぱ……ひっっせぇ、しぃいいいい……」 蜂蜜のように蕩けた声色で濃厚ザーメンを悦び受け止め、小柄な体躯をビクつかせ、 月見は欲望まみれの肉辱種付けを受け入れる。 陽司も満足の行く射精なのか、顎を仰け反らせて嘶き、 月見のザーメンミルクタンクからこぼれでても、その次を注がんとする。 ッッぐぢぼっっっ ぶぼォッッッ 「はヒぃっっっ」 全く萎えない陽司の肉根を受け入れながら、ぷちゃー、と小便混じりの絶頂蜜を漏らし、 月見はちゅぷちゅぷと相互口淫を愉しみ、着物を着崩して肉の恍惚に酔い痴れる。 「お互いに、色々我慢するのは良くないよな。月見?」 「んちゅ…ちゅるっっ…なにが…いいたいんじゃ?よぉじ…」 濃厚口セックスを交わしながら、月見は次に続く言葉を予測し、呆れながらも、 「また、お前とセックスしたいんだけど…いいか?」 背徳心を、甘く疼かせる。 「この、たわけ……ヌシには、お嬢が居るじゃろうに……んっちゅぅっっ」 「腰を振りながらそんなこと言っても、全く説得力無いぞ?」 ぬちっっぬぷっっにゅぷっっくちょプッッ… 既に自重も自制も皆無の腰使いで、陽司の突き込む肉欲チンポに リズムを合わせながら、月見はうっとりと表情を和らげる。 「ふふ…今更このようなことを言うても、詮なき事じゃな… それに…陽司の鬱屈も、解消してやれることじゃろう…」 「鬱屈…?」 「……お嬢では、種付け出来ぬのが、不満なんじゃろ…」 「う。」 図星を指され、小さく陽司が唸る。 「お嬢は学業も兼ねながら、来ておるからのぅ…それは致し方なき事じゃ… だが、の…」 「……儂の肉壺ならば、種付けし放題じゃぞ…」 狡猾な蕩け顔で、月幼は微笑む。 ぴくん。 「妖身は孕みにくいと、お主も知っておろう… じゃから、幾度でも、幾度でも、儂のナカに子種を放って、いいのじゃぞ… ―――ほぉれ、チンポが種付けしたがっておるわ」 ぴくっびぐんっっ。 月見の肉鞘にズッポリとハマった肉茎が、射精前以上に ミチミチと張り詰めていくのを、うっとりとまなじりを下げて見つめ 「―――――ほれ…種付け子作り……していいんじゃぞ……」 大きな兎耳をぴこ、ぴこと揺らめかせ、媚びきった蕩け声。 ズップリと肉杭の突き刺さった白濁溢れかえるヴァギナを両手で開き、 上目遣いで陽司の理性にとどめを放つ。 ッッッッズドンッッッ ヌヂッッヌヂッッヌヂョッッヌボッッブヂョォッッッ 「ンひぃいいいいっっん、ぉ、ほぉおおお………」 普段の月見からは想像も出来ないような下品な声を上げての、 雄ピストンの歓迎アヘ顔。それは、獣と化した陽司のピストンを 更に更にと早めるに十分で、○学生辺り…幼女そのもののキツキツ肉壺を めいっぱいほじくり突いて、己の肉欲をめいっぱい満たそうとする。 といっても、肉欲が満たされているのは、月見も同じことで… 「んちゅ、ちゅる、ちゅぷぅ、んちゅっっ ぷぁ…ちゅるる・・・んぅ…やはり…陽司には、儂がおらんと、ダメ、じゃな……」 恋人同志の睦み合い、そのもののくちづけを交わしながら、 月見が陽司の腰をがっちり抱え込みながら微笑む。 「………よい。陽司の好きな時に…儂の肉壺を、使うが良いぞ……」 「月見……ッッッ」 ずどちゅっっ……ッッぬぶっっぬぽっっぷちポッッにちゃぁっっっ 「は、ぁぅっっんぁっ、ん、ぉぉぉっっ ま、全く……この、莫迦者め…… …ちゅ…れろ、ぴちゅ…お嬢の、身体にっ、このようなァアッッ 乱暴、にゃっっ、肉、突きを加えられては、ぁっっ 母体がっ壊れてッッしまう、じゃろ………んぁあっっ………」 しっとりとした木目の縁側がギシッギシッと軋むほどの勢い、組み伏せられて 兎オナホを甘受する月見の瞳には、陽司とまぐわう悦びと、 メスの愉悦に満たされており、陽司の懸命な腰振りに、 甘い優越の痺れを深くする。 「じゃから……儂が今後も、お前のチンポ処理担当じゃ… いつでも…どこでも……じゃ……」 事実上の、寝取り宣言。 別の牝の雄(モノ)を横取る快楽に、月見は此の上無い恍惚の笑みを浮かべる。 「月見ッ、月見ッッ、つきみッッッ!!!!」 ぬぢっっぐぼっっぶちゃっっっぶぢゅっっぐちゅぶっっみぢゅっっっ 「ひッ、ィォオオオッッッ悪い…わるいチンポじゃっっ ぜんぶ、ぜぇんぶ、わるいちんぽぢる、わしの、わしのナカに、 ナカダシして…………」 ――――ッッッぶぁビュるっっっ!!!!びゅぢっっっ!!!びぢぢぢぶっっっ!!!! ぐちょぼっっにぢっっねぢっっ びゅびゅびゅぶっっ………〜〜〜びゅぅううううううう… 「〜〜〜んほぉぉおおォオオ……ッッッ」 (よぉじ…のぉォッちんぽっッッ びぐっびぐっびゅるっっ…びゅるっっ…… らめ…りゃ…こん、にゃ、の………コレ、なしで……いきる、など……) ( かんがえ…られぬ……) 「ぅ、ぐっっ……ふ、ぅう…… …ほんとに、いいんだな?月見。」 月見の小さな膣内に溢れ落ちるほど射精した陽司が問う。 「食堂でムラムラした時にはしゃぶってスッキリさせてもらったり、 手空きの時には遠慮無くチンポ突っ込ませてもらうからな? 月見の小さな兎マンコに、全部ナ・カ・ダ・シ だ。 いくら妊娠しにくいって言っても、確率は…ゼロじゃないからな?」 ぞく…ぞくぞくっッ…ぞくっぞくっ… 「(あぁ……陽司に……性処理玩具扱いされるなど……儂も…堕ちたものじゃ…)」 心の声とは裏腹に、その貌は桃色の悦びに満ちていて、 未だ肉棒を震わせて繋がっている陽司を抱きしめ返す。 「きまって……おろう……いつでも……どこでも…… …儂は、陽司の、性処理係じゃ………」 妊娠させられることも厭わない…むしろ望むような声色で月見は抱きつき、 「それより……まだ、出来るじゃろ… まだまだ…チンポをガチガチにしおって、この絶倫チンポめが……」 ――――ぬぷンッッ… 「ひァッッ…」 先刻以上に遠慮無く誘惑するようになった月見へ、 陽司は生唾を飲み込んで、きゅんきゅんと引き締まる月見の名器を、軽く突き込む。 「…今日は一日やり続けるからな、月見。覚悟…しろよ?」 ケダモノのように、ぎらぎらと光る陽司の眼光に、 月見はとろぉんとした笑顔で応え 「………たのしみじゃ……よーじッ…」 牝兎の悦びを、享受した。 目次へ戻る |