「白蛇様立腹肉扱記」   作:辛味噌





「にゅる…ぢぅぅ…ちゅ…ちゅぷ…れろ…」

「ぅっくっ…ゆ、雪紐さん…許してください、よ…っっぅく…」

ジワジワと蒸し暑い、白葉家真昼の居間。
休暇日に折り悪く月見は(渋々)出かけており、
観緒は観緒で受講中の時間帯な事を幸いと、
雪紐が陽司を独り占めしている。
陽司の股間に顔を埋めて、ぴちゅぴちゅと肉棒を舐め上げ、
可愛がる雪紐がジト上目遣いに見上げる。

「ダーメッ…私の居ない間に、月見はまだしも緋桜のお嬢ちゃんまで
手篭めにするような悪い子チンポには、とっぷりお仕置きしてやんないと…」

ジト目で見ながらも、トロンと垂れ下がった眼差しという器用な視線を向けながら、
雪紐はヌチヌチと亀頭を攻め続ける。
普段でも、人間の異性より若干長めの舌肉をねっとりと先端から肉竿に滑り下ろしながら、
小玉スイカほどもある美巨乳で陽司のモノを挟み、唾液をたっぷり垂らしながら
みっちみっちと汗だく涎まみれの水分たっぷりなパイズリを加えている。
それだけでも陽司にとって、十二分に刺激される行為なのだが、
今回は雪紐の『お土産』で、その刺激が更に加速している。


「……んふ…よぉーじっさっきから視線チラチラ向けて…気になる?コレ…

そう言って、タプタプと乳たぶを圧迫しながら雪紐が見せつけるのは、


『紐』


そう呼んでもいいくらいに面積の狭い、白の三角ビキニが陽司の眼下で
ユッサユッサと揺れていて、水着に負けないほど白い乳肌を大いに
強調している。加えて布地面積が小さすぎる上に、乳頭が水着を押し上げるせいで雪紐の乳輪を隠し切れず、
ぷっくりと膨らんだピンク色が、陽司の視線の先でプルプルと揺れている。
その乳肉が圧倒してくる様子だけでも目の毒なのに、パイズリ奉仕を加えるごとに
量感たっぷりに揺れる安産型の桃尻にも、同じほど布地面積が極少の白ビキニが
食い込んでおり、月見や観緒には決して真似できない肉感が陽司を惑わせ続けている。

それが計画通りなのは、楽しそうに陽司の反応を見ながら奉仕する雪紐を見れば一目瞭然で、
更に陽司の視線を釘付けにすべく、竿に向けてミチィッッと乳肌を押し擦り付ける。

「どっちかというと…お酒よりも、これが本当の『お土産』ね…
陽司だけの、特別なお土産。ね、嬉しい…?」

その名にぴったりの真っ白な竜尾をぱたぱた振りながら、
雪紐は紅玉のような赤い瞳で陽司を窺う。
普段こういう事への創意が熱心でない雪紐が、
特別に考えてしてくれた行為が嬉しくないわけがなく、
陽司は素直に心地良く蕩けた視線を、白蛇の神様へ向ける。

(普段はぐーたら飄々としてるけど、時々すごく可愛いんだよなぁ。雪紐さん…)

「ええ、嬉しいですよ、雪紐さん。
…これが半ば強引に押し倒されなければ、もっと嬉しかったんですけど」

「もう…強引じゃないと月見や観緒に攫われていくじゃない。
陽司の、八方美人……ッちゅ……

苦笑交じりに白の髪を撫で愛でる陽司に、
拗ねたように、けれどとても甘い声色で雪紐が
唇をツンと尖らせて、そのまま亀頭に口付ける。

「…私も嬉しいから…陽司の大好きなの、してあげるわね…♪」

「雪紐…さん?大好きなのって…ッッぅぐぉああ!?!!」

ちゅるるる…ぬぷぷぷぷ…ッッちゅぼっちゅぼっちゅぼっっ…

露出した亀頭の根に、雪紐は細長く変異させた蛇舌を
締め付けると、そのまま螺旋をえがくようにニュルゥっと登り滑らせ、
陽司の赤黒い先端から覗く亀裂に、ズップリ逆挿入する。
そのまま愛おしげに先刻よりバキバキに張り詰めた巨肉を
乳扱き、二チュ二チュ粘液の擦れる音を立たせながら、
パイズリ尿道フェラを続ける。

「ぢゅっりゅぅ…ちゅる…ぢゅう…陽司ってば…
そんなに、ちゅぅ…腰浮かせて……あっ…胸、まで…
はぷっちゅぷ…私まで…気持ち良くなっちゃう…

陽司が腰を浮かせて、雪紐のビキニ乳を左右からミッチリと
抑えつけてグチュグチュ腰を振り出したのを、雪紐は嬉しそうに一層まなじりを下げて、
桜色の乳頭が浮いた紐ビキニをずらし、乳房からぷっくり浮いたピンクを露出させると、
汗だくの乳暈を竿の幹にプニプニと擦り当て始める。
雪紐が発情した際に溢れ出る白蛇滋養ミルクが、早くも陽司の肉槍全体にぴちゃぴちゃと
振りかかり、それを雪紐はわざと音を立てて、いやらしく引き伸ばしデコレーティングする。

「はぁっ…はぁっ…ぁ、ぎ…ぃいいっっ……
ゆ、雪紐さ……み、ミルクっがっっ……」

「れりゅ…にゅぽっ…にゅぽっにゅぽっぢゅろっっ
ん、ん…陽司、チンポにミルク扱きされるのも…ねちぅ…
好きだものね…もっと、してあげるわ…

ッッぶぢゅっぶぢゅっっにぢっにぷぷっっ…れろぉおお…

濃厚な蛇ミルクを射乳させ、陽司のペニスを白く染めながら、
雪紐は白の水着紐で強調された乳首パイズリをネチネチと行い続け。
その間も自在に蠢く蛇舌での尿道責めは一切止む事無く、
陽司の理性を欠片も残さないと言わんばかりに舐り味わう。

(みっるくっが…にょ、にょぉどう…ッッは、ぉおおおっ…
ほじく、って……あ”…っっぁ”ぅ”っ…ぉ”ほぉ”…ッッ

「ん、ぉ、ぉおおお…〜〜〜…チンポ…痺、れ…ッッッ…出…ッぅ、ぉお……ッッ!!」

「チュッ、ニュプ…ちゅっ、れるぢゅう…
はぁ…よぉじ、出したくなっちゃってるみたいね……
いつもみたいに…いーっぱい、チンポミルク、だして…ね……ッ

ぶぢゅっぶぢゅっぐちゅっぐにゅちゅっぬぶっ…ッッズヌブッッッ

ミルク乳首でぐちゅぐちゅと竿を扱きながら、
尿道内で蛇舌をうねらせながら雪紐は若干不明瞭な甘え声を上げる。
みっしり重い乳肉をユッサユッサとズリ扱き、
陽司に射精を促して、止めと言わんばかりの勢いで、舌全体を
ケダモノのような声色を上げるオスの肉竿に突き立てる。

「あっっ…ご…ぉ・ぉ……ぉぉ”ぉ”ッ……ッッ


びゅ……っっびゅちっびゅちっびゅびゅびゅぶぶぶぶ……ッッびぢぢっっ


「ひゃっ   ……ぁ……ふ…ぅ…っぅ……ッ
――――たくさん…濃ゆいの出たわね。陽司………ッ

尿道に入り込んだ雪紐の蛇舌を押しのける程の濃厚射精は、
恍惚と見上げる雪紐の顔を打ち、水着紐の食い込む巨乳肉に振りかかり、
こってりとした濃縮白ゼリーが全身にヌッチャリとこびりつくまで止まらず、
人並み外れた性欲を汲んだ上でも異常な量の精液が、雪紐の上半身をたっぷりと打ち据える。

血管を浮き立たせたビキビキの肉噴水から迸るザーメン噴火を受けながら、
雪紐は蛇舌でぺちゃぺちゃと子種汁を掬う。

「はぷ…ぢゅう…ぢゅっっ……はぁ…おいし……
……ごちそうさま、陽司……でも…」

ビクッビクッと痙攣射精を終え、それでも萎えない陽司の肉棒に頬擦りしてから、
白濁デコレーティングの為された白蛇神はゆったりと立ち上がる。

くぱぁ……

「こっちにも…食べさせて、くれる、わよね…

汗にまみれた頬をぽぉっと赤く染め、恥じらいと誘惑が絶妙な配分で入り交じった笑顔で、
雪紐が白水着の上から、自らの女唇を左右に割り開く。
紐のような布地が発情したサーモンピンクに喰い込む。
ぽたたたっと蜜汁が多量に流れ落ち、雪紐が甘い喘ぎを上げると、
陽司は辛抱出来ないとでも言うように、腰を下ろしていたテーブルから勢い良く立ち上がり、
誘惑する蛇神を強く抱き締め、ルージュを引いたような朱の唇を奪い舐る。

「ふぁっっ…あむ、ちゅっ、ちゅ、れぷっっ…陽司……よぉじ…

自身の精臭が漂うのも気に求めず、陽司は雪紐のすらりとした背中に
腕を回し、紐水着が食い込む尻たぶをガッチリ鷲掴みながら、
口内を目茶苦茶に舐め尽くす。
雪紐も陽司に抱きつき、舌肉の蹂躙に応えながらミッチリ重い
乳房を胸板に押し付け、白竜尾をぱたぱたと振り甘える。

「ぢゅっちゅる…ぢゅうう……それだけ誘惑しておいて…
ちゅぷ。遠慮…しませんよ?」

「はぷ…ちゅ…ちゅっ…遠慮なんて…する気、無いクセに…
こんな、チンポバキバキにしてぇっっ…

濃密な口付けを交わしながら、既に陽司の肉槍は
雪紐の女唇にクチュクチュ喰いつき嬲っていて、
飲精で身体の芯まで火照りきった牝蛇からも腰を振り、
特製ミルクにまみれたオスチンポと高まりあう。

「んぅ…っ…はぷちゅ…れろォオ…ぢゅうっっ…

互いの脳髄の中枢が、挿入前から快楽で焼けつくほどに
蕩け合う舌接吻。
そのまま、蛇神の豊満な肉股に、剛直がニュップリと宛てがわれ―――――






――ッ―ッ…〜ッッ    ッ――……ッッ









「…どれだけやっていたんじゃっおぬしらはぁっっ!!」

夕闇も深まってきた時刻、黒兎が帰ってきたことで
やっと終わりを迎えた。
目次へ戻る