「蛇に睨まれた…」 作:辛味噌 「こんなところに呼んで、何ですか…雪紐さん。」 食堂の閉店間際、此処に来るように囁かれ、 陽司は今―――狭いトイレの個室にいる。 …目の前には、目を輝かせ、便座に座って待っていた白蛇神。 (まさか…こんなところで?ここじゃ月見にバレるかもしれないだろ…) 頭でそう思いながらも、陽司の標準を著しく逸脱した肉茎は、 この先の行為を妄想しビキビキと張り詰め、ズボンに立派なテントを張ってしまう。 「んふー…陽司。そんなとぼけなくていいよ…忘れられなかったんだろ?この間の…」 そう言って緩慢とした仕草で立ち上がると、陽司の背中に手を回し… 「…れるぅ…」 「ッんぐ…!!」 ッッぺちゅっッにゅろぉおお…ッねちょっねちょっねちょっっ…ちゅぽんっっ… 「ッぷぁ……ほぉーら、これがいいんでしょーこのスケベ…ケダモノ…」 そういって、先程まで陽司の舌をねっぷりとフェラしていた、長細い蛇舌をくにくにと 踊らせると―― 「だ、誰がスケベケダモノですか んぢゅう!?!」 「 ちゃぷっ…ん、ちゅ…っ…ん、ぅ……ッ」 蛇がエモノを捕らえるかのように、陽司の唇に舌先を挿し込み… ヌポヌポッと口内を扱き出す。 細長い粘舌がキュッと青年の舌チンポを捕獲し、 まったりと優しく舐めたかと思えば、グチュグチュッと 調子を変えて扱きしゃぶって。口内のシワをなぞるように蛇舌の先端をチロチロさせると、 重く撓む白蛇の魔乳をミッチリ押し付ける。陽司の背筋にしなやかな指を這わせ、捕縛舌を 味わうようにネチッネチッネチュッネチュッと長舌が螺旋フェラを施す。 その蛇神の舌でしか為せない妙技は観緒はもとより、口奉仕の巧みな月見ですら 真似の出来ないもので… ぱちゅっぬろぉっっッねヂッねヂッ……りゅぽんっっ… 「ん、ぅ…よぉーじ……こんなミチミチにテント張って…そんなに私の舌が良かったのかい」 とろとろに溶けたマシュマロのように甘い声で、蛇姉は陽司の肉欲テントを しなやかな指でなぞり、身を屈める。 「こ、この…ッどれだけ助平なんですかっっ」 「はむ… ん〜…」 細い舌先をチャックに絡め、勃起窓をズリ下ろし。 ッッびちっっ……ぶる、るっ… 「もう…前にした時より、元気じゃないの……正直者…」 握り拳より少し小さいほどの亀頭に、チュルンと 舌を巻きつけ。ヌチュヌチュ扱いて腰を震わせる店主の反応を愉しむと、 ずっしりと重いチン棒を指先でそっと支える。 あーん……ぱくっ…… 普段冗談や軽口を飛ばしている朱の唇を大きく開き、 ビグッビグッと弱く、でも猛々しく痙攣する 赤黒の肉蛇を咥えしゃぶり、数度 味わうようにニュロニュロと前後動した、直後。 ちゅるるるるうっっっ 「ッッんほぉおう!?!!」 ちゅろ……ちゅ……くちぅ……つつ……ねぢぢ……れろプゥ…… 露出した性器を隠すこともなく、朦朧としていた陽司に襲いかかったのは 陽司の剥き皮にたっぷりこびり付いた肉カスをほじくりしゃぶる蛇の洗礼で。 狭い手洗いの中、艶やかな肉付きの腕をがっちり腰に回され、逃げられず。 「どう、かしら…陽司…私の、フェラ、…んちゅっ…すき…かしら…」 っっこく、こくこくっ…がくっがくっっ 間の抜けた、と表現するのがぴったりな陽司の頷き。 下手な言葉より、よっぽど感情を露にしたその仕草に、 雪紐は満足そうに微笑み。 「…〜よしよし…んちゅろ…素直なコには…」 ぬぢゅううううううううっっっっ 「っっんぐぉおおおおおおお、ひぃっっ!?!!」 「ごほーび、ふぁ…」 極細の舌先を陽司の尿道にグリッッと突き込まれ。雪紐の舌以外では 奉仕不可能な輸精管攻めに、陽司の脊髄がバチバチとショートし、 発情しきったケダモノのような悲鳴を上げる。 (っっはっっ………ひぃいいいい…にょう、ど…ぉおおおっっ、ずぼっずぼっ…ぅぐぅっっ… 蛇、舌ッッ貫通、し………ひぃいいい!?!!) ッッぬぷっねぷっねぷっ……っっくちょちょっ……ッッにゅちぃいイイ…ッくぷ…… 挿し込んでは引き抜き、引きぬいては押しこみ、抜き抜かれると思いきや 鈴口を舌でくぱぁっと拡げ嬲り…… 空気に晒された亀頭穴に蛇舌を逆挿入され、 ニポニポこねくりしゃぶられながら、陽司は喉元を 思い切り反らしてガクガクと天を仰ぐ。 「ッちゃぽぉ……ん、ん…どーかしら?陽司…月見や件のお嬢ちゃんのお口より…いいでしょ?」 ッッがく、かくかく…がくっv 「雪、紐さんのっ舌ッ…さ、最高、すぎ、て……く、比べ物に……う、ぐぁ、ぁうう!?!!」 ねちゅねちゅっっ…ねろちゅっ… 素直なチンポへのご褒美、というように雪紐は長い舌先を玉袋に絡み付け… きゅ、っと引き絞りちゅるちゅるしゃぶり始めた上で唾液と先走りまみれのケダモノチンポを プチュプチュと手コキ可愛がり。 劣情を誘う切れ長の上目使いで、肉コキの一挙動ごとに 反応する陽司へと、愉快そうに微笑む。 「っれぷっ、れろっ、ねちゃ、ねぽォ……じゃあ……ちゅぅううう…」 睾丸に舌を絡み付けたままで、タマをころころと口内で転がし。 ねばつく液を真っ白な細指でコッテリと擦り伸ばし、 猛り肉にトン・トンと指先ノックの刺激を与える。 「……私専用のチンポに…なっちゃいなさいよ…」 ッッがくがく、こくこくこくっっv 「は、ぉッッ……ぉお…んぉっっ……」 既に陽司の頭からは倫理や道徳、義理や人情愛情に至るまで、 全てが吹っ飛んでいて。 ましてや、蛇神の名に恥じない美貌の雪紐に上目遣いでこんなことを言われては、 意味不明な咆哮を上げ、一心不乱にペニスの快楽を求めるケダモノそのものになるしかなく。 「……じゃあ……専用チンポには、ご褒美あげなきゃ…ね…」 ッッッぢゃプッッッぬプゥウウウウウ…… 「ふぅグッ!?!!んぉおおおお…ぁ、ひ、ぎッぃ…!!!」 たおやかな十指で玉を揉み回しながら、蛇舌を 尿道に再挿入した上でディープスロート。 ッちゃっぷっッちゃくっっッちゃぷぷっッ ぬぶっ…ぬぷううっっ…… まるで飼い犬の――しかも躾がしっかりされていない――ように舌をまろび出し、 雪紐の長耳を無礼にも掴んで、一心不乱にチンポ快楽を貪るべく 腰を振り、細長い蛇舌に先走りドロドロチンポに逆レイプしてもらう。 そんな陽司の反応をとろとろの上目視線で見つめながら、 オスの太ももに、最近ますます膨らんできた豊穣巨乳をぐにむにと押し付け、 更に勃起肉を刺激する。 (は、ぁ…陽司ィ……睾丸が…どく、どく…して……もう、出すんだね…) 雪紐も平然と尿道奉仕をしていたわけではなく、狭いトイレの床には 蛇神の本気汁がぽたぽたと滴り落ち、小さな水溜まりを創り上げていて。 それに気づいた陽司が、びゅるっぴゅぷっと先走り射精を始め… (もう…この、ケダモノ……いいよ…それなら……) ぢゅうっぢゅうっっッッちゅろっぢゅううううううっっっ…… (―――たっぷり、ざーめん搾ってあげる……) ずどぶっっっ 「っっんぎぃいいっっ………〜〜…は、ぉ・・・ん、…ぐぅうう……ッ」 ッッびゅぷっっどぴゅるっっぴゅぶぴっぴゅぼぽ……ッッ〜〜びゅぅううう…… 「あ、…ん……ッ」 輸精管に突っ込んでいた蛇舌が、射精の勢いに負けて、ぴゅぽんっと押し出され、 雪紐の顔、髪、胸元、太ももから指先、角、尻尾に至るまで、ケダモノのこってり精液が 降りかけられる。 放精中の陽司の脳裏には、そんな考えすら浮かんでいて。 確かに、オスに精をぶちまけられ微笑む雪紐の姿は、子種化粧を纏っていても 神性を崩されることなく、それでいて堪らなく淫猥で… 「〜〜〜…れろ…ッれろ、れる……」 舌先でぷるぷるとしたオス汁を舐め取りながら、尻尾にビチチっと降りかかった ゼリーザーメンを感じ…弱アクメに達し、雪紐のワレメからぷしゃっと弱い潮が漏れ出す。 幸い、宵闇の厠では陽司に見られることは無かったが… (……見られたら、どんな反応…してくれたかな…) そんな、普段では考えられない思考もよぎる。 (もしかして…便器に、押し倒されて…この規格外のあばれんぼチンポで…… 犯されてた……かも……) だが、それよりも二人にとって今一番大事なことは、 淫猥な香りに包まれた部屋が物語っていて。 「――――さ、もう一回…しよっか。陽司」 (……そんなの、言われなくても……) むく………ッッみき、ミキッ、バキ、バキィ……びちんっっ…!!! どっぷり射精済みの陽司のケダモノ陰茎がいきり立ち…… 恍惚とした雪紐にチンポビンタという、何より雄弁な返事をした。 目次へ戻る |