公式のヘルプを少し補足するような感じです。
追加して欲しい情報などあれば遠慮無く雪見の里の拍手かメールまでどうぞ。
公式サイト:http://fswiki.org/
テーマサンプル:http://kitta.jf.land.to/wiki2/index.cgi?page=FrontPage
<初期ファイルについて>
公式からFSwiki本体をDL、展開して適当なフォルダに入れる。
この時点ではまだ一部のファイルが不足している状態である。
従ってwiki.cgiが存在するフォルダに
[attach][backup][log][pdf]のフォルダを作り、そこに置く。
この時、スペルミスなどがあるとcgiが上手く起動しないか不具合が出る。
<パーミッション設定について>
ここではSh(システムファイル)を実行できなかった場合の手動で行う手段を示す。
値 | UNIX形式表示 |
---|---|
0 | --- |
1 | --x |
2 | -w- |
3 | -wx |
4 | r-- |
5 | r-x |
6 | rw- |
7 | rwx |
ここでR:Read(読み込み)、W:Wtite(書き込み)、X:Execute(実行)を意味する。
7であればRWXが全て可能である状況である。
これらの数字を3つ並べる事でファイルへのアクセス権を変更する事ができる。
数字は左から順に[本人][グループ][他人]である。
例えば[700]と表示されている場合は、本人しかアクセスできない。
逆に[777]とすれば全ての人が、そのファイルにアクセスする事ができる。
これを利用してwiki内のファイルそれぞれに値を設定するわけであるが、
フォルダ等には700辺りが無難である気がする。
例えばサーバを自分のファイル置き場などにしていたりする場合、
http://yukimino.sakura.ne.jp/cgi/などのディレクトリから該当のファイルまで
第三者に辿り着かれる可能性があるためである。
(ただこの[本人]の認証に関する条件が今一つ曖昧である)
ただしcgiのように別フォルダから呼び出しの必要性があるものに関しては
711及び755が望ましいが、後者の場合は先述のリスクも少しばかり含んでいる。
いずれにしても安定した環境が得られるまで試行錯誤を繰り返した方が良い。
一方で、フォルダではなくファイルの場合であるが…これは実行ファイルを除けば
読み取りさえできれば良いものが殆どである。
従って[600]及び[644]辺りが無難であると思われる。
また実行ファイルについてはこれにXをプラスした[711]及び[755]が適切である。
さらに下二桁が連番のものに関しては、[グループ]を0にしても
起動するのであればその方が良い。
※まとめ
・フォルダ:[700][711][701][755][705]
・ファイル:[600][644][604]
・実行ファイル:[711][701][755][705]
ただし、FSwikiでプラグインを使う場合はWをプラスした方が無難である。
書き込みへのアクセス権を加えないとエラーが出るため。
<その他補足>
・テーマによりMenuの幅が違う、幅指定可かどうかは不明。
・テーマにより改行への対応の仕方が微妙に異なる。
・tDiaryのテーマも使用可だがあくまでFSwikiでは使用できる程度。
・アクセス解析は使用tmplファイルをノートパッドで開いて埋め込み可能。
(HTML挿入プラグインを利用する手もあるが、少し危険らしい)
No such file or directory at lib/Wiki/DefaultStorage.pm line 114
原因:[backup]ファイルがディレクトリに置かれていない