月並 (退魔士機関)

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月並(退魔士機関)機関員

焔木 恵里(えんぼく えり)【第2世代】

退魔士機関・月並の退魔士。
現代では珍しい先天的能力者(*1)であり、感知能力に加え発火能力も持つ。
特級退魔士の一角を担う人材として将来を嘱望されており、
若干気性が荒い点を除き、腕っ節も強く頭も切れるという文武両道の優等生である。
エリート路線をひた歩んできたために、弱者の気持ちを解せないのがネックか。
 
武器は刀を使用。師範代になれる程の力量を持つと言われている。
愛刀「燐(*2)」を筆頭に、術刀・妖刀を特に好んで収集する傾向にある。
  

郷土 隆起(きょうど りゅうき)【第2世代】

退魔士機関・月並の派遣警備員。
月並は戦力に乏しい研究機関であるため、力を買われ契約警備員として雇われた。
コンクリートの壁を素手で砕くパワーと、無類のタフネスが売り。
現在正規雇用を目指して一般教養を学んでいる(元々教養の程度は低い)が
成長の一途を辿る「萌え文化」に骨抜きにされ、全く伸展が無い様子である。
 
休暇中はひたすら寝るかゲームをするかの二択である。
それであれだけの筋肉がついたのは血筋のおかげと言えるだろう。
 
 
注釈
[1]先天的能力者
修業や何らかの儀式によって能力を体得した人間が、
退魔業で有利になるように、能力者同士の意図的な交配を試みて誕生する子の
先天的能力の発現確率を飛躍的に高めるというもの。
現代では妖怪大淘汰など、退治すべき対象が少なくなってきており、
リスクが高くメリットが薄いという事から率先して行う者を見かける事は無くなった。
 
[2]燐
恵里の持つ長刀。黒光りする鞘、淡い朱をたたえる刀身を持つ。
ある研究員の興味で調査した結果、霊刀の一種である事が判明した。