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梨呼(りこ)/ 妖獣 【第2世代】

高位の猫又。賀茂直祐と契約を結んで式となる。
母が幽異界(*1)出身との事で、賀茂家とは並々ならぬ縁があるらしい。
奔放でお気楽な性格をしているが、裏で修行を欠かさない影の努力家である。
妖力(*2)を使って、世界と世界を自由に行き来できる程度の能力を持つ。

本来は厄落としを生業としている妖獣(*3)であり、妖術や呪術の類に造詣が深い。
先述した能力も、遭遇の門の術式を改良して己の術として得たものである。
 

未弥(みや)/ 神獣 【第2世代】

夜を司る月狼(*4)の化身。後に緋桜観緒の式となる。
先代が役割を全うし転生してから間が無いため、彼女は非常に幼い。
月狼の割に大人しい性格であるが、絶対に弱音を吐かない芯の強さは立派である。
神力(*5)を持って、夜を自由自在に扱える程度の能力を持っている。

世にも珍しい神獣(*6)の幼体であり、成長力と潜在能力は異常なまでに高い。
満月の度に成長するが、その晩の姿は恐ろしいまでに神々しい。
 

注釈
[1]幽異界
物の怪が住む世界と言われている。
かつて「幽異界送りの儀」と呼ばれる儀式により、永乃を中心に物の怪がこの世界に
還ったとされている…が、どうも儀式が完全ではなく現世に残った物の怪も多少は
存在しているようだ。
 
[2]妖力
人ならざる者が持つとされる力。
万物に働きかけ、因子を組み合わせる事で様々な事象を引き起こす事ができる。
妖術は基本的に術者に適した固有の術式であり、主流となる体系は存在しない。
 
[3]妖獣
知識を持った獣で人語を解する程度の知能を持つ。
古くはモノノケと呼ばれた妖怪などがこの分類に属していた。
 
[4]月狼
フェンリルの事。未弥はその化身である。
破壊の象徴とも希望の象徴とも言われているが代を経る度に前者の意味する
 
[5]神力
神や神獣の類が持つ神秘的な力
 
[6]神獣
神話に登場する程の獣を分類した場合の呼び方。
妖獣とは比較にならないスペックを持つが、現世に現れた事は過去に数例しか無い。